愛犬のチワワが頻繁にオシッコをしている・・と思ったら、オシッコじゃなくて「マーキング」だた!!ということがあるかもしれません。
今回は、チワワがどうしてマーキングをするのか、「マーキング」の意味、そしてマーキングの対策について紹介します!
マーキングの回数が多い、とかマーキングで困っている・・という方は参考にしてみて下さいね!
チワワがマーキングをする3つの意味とは?
1 異性へのアピール
マーキングの意味の1つは、「異性へのアピール」です。
男の子のわんちゃんであれば、去勢をしなかった場合、生後5〜6ヶ月でマーキングを始めます。
繁殖相手に出会うということがその目的となります。
女の子の場合には、不妊手術をしなかった場合、生後6ヶ月〜8ヶ月頃から発情期が始まり、男の子と同様に繁殖相手に出会うためのマーキング行動が始まります。
2 縄張りのアピール
去勢や不妊の手術をしない場合、わんちゃんは積極的に縄張りアピールのためのマーキングを行います。
去勢や不妊の手術をした場合には、しなかった場合と比べ、マーキングの回数は減りますが、手術をしたからと言ってマーキングが全く無くなるわけではありません。
3 不安やストレスの解消の意味
不安を感じたり、ストレスを感じる時にマーキングをすることもあります。
また、飼い主の気を引くためにマーキングをすることも。
マーキングをして匂いを残すことで、気持ちが落ち着く効果があるようです。
マーキングとオシッコの違いは?
マーキングとおしっこはどう違うのでしょうか?
次は、マーキングとおしっこの違い、その見分け方を解説します。
1 マーキングはおしっこに比べて量が少ない
マーキングの場合、おしっこに比べると量は少なく、ちょこっとだけします。
2 マーキングは回数が多い
マーキングは匂いを残すことが目的なので、数分に1回など、頻繁に何回も行います。
3 足を上げてする
女の子の場合、おしっこは座ってしますが、マーキングの場合だと軽く足を上げて行う事が多いようです。(マーキングも座ったまますることもあります)
4 目立つところにする
マーキングの場合には、他のわんちゃんのおしっこがある場所や壁のある場所など、目立つところにすることが多いです。
おしっこをする場合には、シートの上や草の上など、踏み心地や居心地の良いところですることが多いです。
マーキングの対策はどうすれば良い?
早めの去勢・不妊手術
発情期が始まる前に、早めの去勢・不妊手術をすることでマーキングはある程度防ぐことができます。
マーキングの対策には不妊・去勢手術を行うことがお勧めではあります。
マーキングをする理由を考える
マーキングをする理由が、異性へのアピールなのか、縄張りアピールなのか、それともストレスからなのか、良く観察して見極めると対策も立てやすくなります。
ストレスからマーキングしている場合であれば、まず、ストレスの原因を見極めましょう。
なるべくわんちゃんがストレスを感じないような環境づくりをすることが大切となります。
しっかりしつけをすることでマーキングは防げる
外でマーキングを頻繁にしている場合、しっかりしつけを行うことでマーキングを防ぐ事ができます。
リードを短めに持ち、マーキングをしようとわんちゃんが立ち止まったら、リードを引き寄せて早めに歩くようにすると、次第に諦めてくれます。
リードを長く持ち、マーキングをするのを許容しているとどんどんマーキングが増えてしまいます。
以上、今回は、わんちゃんの「マーキング」について意味や対策を紹介しました!
我が家のチワワ、ななちゃんは発情期を迎える前に子犬時期に不妊手術を行いました。
そのこともあり、マーキングはほとんどしませんが、外に出るとお散歩中にチョチョっとマーキングをすることがあります。
散歩中にクンクン周りの匂いを嗅ぎ出して立ち止まったりするとマーキングをしやすいので、あまり立ち止まらないようにして歩くようにしています。
早足で歩いているとあまりマーキングしない傾向があります。
少しでも参考になれば幸いです!